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APTA-85 (AIR POWERED TREE ACCESS) がかっこいい

アメリカが誇る超優良ツリーギアショップ「Tree Stuff」をご存じでしょうか。私はこのお店を去年から贔屓にしていまして、シェリルとウェススパーをほとんど使わなくなったくらいです。アメリカのお店のくせにヨーロッパ系メーカーの品揃えが良い上に入荷が早く、アメリカだからロープが安い。しかもここでしか売っていない不思議な商品が多くて、うろうろ見ているだけで面白いのです。あと注文した時についてくるステッカーが結構かっこいいのです!ついでに一緒についてくるアメリカのアーボリストカードみたいなのもプロ野球カードみたいで地味に面白いです。○esSpurの謎のカジノコインよりは気が効いていると思いますよ。あれって結局何だったんですか?

APTAがぶっ飛んでます

前置きが長くなってしまいました。ここからが本題です。そんなTree Stuffでまたしても珍妙な製品が新発売になりました。その名も「APTA(AIR POWERED TREE ACCESS)」。

要はビックショットみたいなもので、スローラインをぶっとばす為の道具なんですが、見た目はパイプそのものです。パイプの筒先からスローウェイトを(火縄銃みたいに)先込めして、お尻側に自転車の空気入れを挿してポンポンして、レバーを開くとバンと飛び出す仕掛け。身も蓋もない言い方をするとオトナの竹鉄砲です。詳しくは動画見たほうが早いと思います。

なんか酔いそうになるふわふわした動画ですけど、APTAの面白さは存分に理解できるかと思います。英語で何言ってるのかは私にもわかりません。

You Tobeの関連動画を見ると、2011年に原型はできていたみたいですね(こちら)。説明には制作と動画はBill Morgan と Nick Bonner の二人と書いてあります。NickさんのYoutube動画は面白いのが多いのでお勧めです。同じく関連動画にあるAPTA 64-Specialもかっこいい。名前からしていいですよね。スペシャルって言葉だけで男心を揺さぶります。

たぶんAPTAは日本の法律にも引っかからないんじゃないかと思うのですが、あまり詳しくないのでわかりません。私は今のところ本気で買う気はないので調べる気も起きません。調べる気になった方がいればその結果を教えてください。

Lucky Launcherもぶっとんでます

そういえばWesSpurでも新しいスローラインランチャーが登場しています。「Lucky Launcher II Line Launcher」と言いまして、もともとは狩猟犬のトレーニングのために玉をブッ飛ばすための道具みたいです(参考動画 1:40辺りが発射シーン)。

こちらは火薬を使っているので日本だとNGかもしれません。見た感じだと100m走のピストルと同じような音なので大丈夫かもしれませんが、WesSpurの説明には「あなたの国の法律に従ってください」的な注意書きが書いてあります。火薬の見た目は拳銃の弾丸そのものです。私は法律に詳しくなく、これまた買う気はないので本腰をあげて調べる気になれません。でもこれも面白いですね。一度ぶっぱなしてみたいです。

まとめ

ちなみに執筆現在、APTAは200ドル、Lucky Launcherはフルセットで500ドル。どちらも垂直方向で100フィート(約30m)の飛距離があると書いてあります。運用を考えるとAPTAの方が火薬などの補充を気にしなくて済むのでいいかもしれません。ビッグショットみたいにゴムが切れる心配がないというのも売りのひとつみたいです。

APTAと言い、Lucky Launcherと言い、こういうぶっ飛んだアイデアはアメリカ人がよく発明している気がします。ビッグショットもアメリカ発(Sherrill Treeが開発)です。さすが自由の国。

日本も負けじと世界中のアーボリストが面白がってくれるようなナイスアイデアを発信していきたいものですね。ではでは。

11 件のコメント

  1. キモサベ

    こんにちは、初めまして、//貴ブログ今日見つけました。前から知っていればなあ、、、。わたくし道具好きのツリークライマー初心者です。趣味のアルバイト林業家でもあります。還暦と同時に始めたクライミング、高所恐怖なのにはまってます。今後先生サイトとして愛読させていただきますね。愛用のお道具、結構同じものがあり、おお、先生も使っているじゃないかと満足したりしてます。ちなみにわたくしもツリースタッフに鞍替えしました。ではでは今後ともよろしくお願いします。

    1. ホセ Post author

      はじめまして!そしてご返事が遅くなり申し訳ありません。
      先生とおっしゃっていただくような大した人間ではありませんので、そういうのは勘弁してください。 同じ立ち位置の木登りファンとして、または木登り道具ファンとして接していただけると大変ありがたいです!
      そしてうちの記事は「なんかめんどくさいこと書いてある割に大したこと書いていない」と巷で評判なので、こんな場末のブログの言うことを信用しないでくださいね(笑)
      こちらこと今後ともどうぞ宜しくお願いします!何かおもしろい情報があればこちょっと教えていただけると非常に嬉しいです!

  2. 森の熊さん

    はじめまして。1年半前ぐらいからブログ読ませてもらいました。きっかけは、自分の家の裏にあるねむの木が20㎝径ぐらい大きくなったので、ロープで適当に1点支持して根元からチェーンソーでカットしたら、そのまま屋根に倒れこみ危うく瓦を割るところでした。知っていた結びは、ひと結び・ほん結び・蝶結びで、巻き結びすらあることを知りませんでした。ロープの結びのページからロープアクセス、そしてツリークライミング、特殊伐採とこの前のブログにたどり着きました。SRTやdDRTが何だかわからいところから始めたので、相当に参考になりました。

    ところで、APTRですが輸入してみました。まさに動画通りのもので取扱い説明書すら添付されていませんでした。屋内での試射では90psi(6.3kg/cm2)で梱包材を飛ばしてみましたが、なかなかの威力です。大人の竹鉄砲そのものです。ホセさんにかなり影響されましたが、今後ともよろしくお願いします。

    1. ホセ Post author

      初めまして!
      おおっAPTA購入されたんですね!羨ましいですー。APTAは空気圧のメーターがついているから発射距離を制御しやすかったりするんですかね。個人的にはAPTA-64スペシャルの発売を心待ちにしています。あっちのほうが小さいので樹上で使えるかもって思いまして。樹上で空気入れを使えるかどうかわかんないですけど(笑)。
      今後ともどうぞ宜しくお願いいたします!

      1. 森の熊さん

        ホセさん
        APTAには圧力計がなく、紹介された酔いそうな動画通りに圧力計付空気入れで米国式口金で供給します。回数にすると20回位で90psiになります。動画ではよくわからないですが、プラスチック製の銃床がホース金具でバルブの後ろに付いているので、正に対戦車ランチャーの感じです。本業がサラリーマンなので森での実射はまだですが。

        そうは言っても、屋内で10ozと12ozのスローラインを同時に入れて2m位のところから掛け布団を撃つと、布団はおもりと一緒に壁まで飛んでいきますし、撃った瞬間に反動まであり、軽く天井板は抜くことができそうです。・・・・かなり危険です。

        重量は2kgで約1mの全長なので樹上での取り回しは困難な感じです。また米国式の口金なので空気入れのレバーロックでは保持力が弱く抜けてくるので、軽トラの荷台シートに使うゴムバンドで補助して入れています。

        構造的には非常に単純で、配管と弁と配管閉止キャプに自転車の口金をつけてあるだけなので、水道工事屋さんに頼めば自作も可能なものなのですが、既述のようにパワーはすごいです。

        ホセさん、1台どうですか大人の男に見せればエアガンごときのAPTAは話題をさらえそうです。

        1. ホセ Post author

          あ、APTAには圧力計はついていないのですね。訂正していただきありがとうございます、勉強になりました。
          実はけっこう欲しくなってきているんですよ。「Big ShotでAPTAより飛ばしてやる!」と意気込んでいたんですが、かなり難しそうなんで。
          なんとかお金を貯めて今年中にはAPTA友の会に入れるよう頑張りたいです。詳しいファーストインプレッションを教えてくださりありがとうございます!

  3. カトさん

    ホセさん(これまたご無沙汰です)、森の熊さん(はじめまして)
    北のぶり縄野郎。カトさんです。

    APTA・・・。乗り遅れました。
    欲しい。ってか、作りたい。

    作るにはやっぱ買わなきゃだめだよね~。

    1. ホセ Post author

      カトさんこんちはー!
      作れないことはなさそうですけど、暴発したらヤバいことになる可能性が濃厚なので、私としては自作NGを推奨したいです。スローラインランチャーはある意味凶器ですし。
      どうせ自分で作っても買うのと同じくらいの値段がかかる気もしますしねー。

      1. カトさん

        ホセさん

        ども。しかしアメリカンな作りですねー。
        動画見たあと勢いでコメントしちゃったけど、自作はミドルショットで懲りてるんでおとなしくしてます。まー、自作しても即お蔵入り確実っす。

        北海道はすっかりススキが穂を開いて、寒々しい感じになっちゃいました。
        でわでわ。

  4. 森の熊さん

    ホセさん

    続報です。先日実家の庭で垂直投射を試してみました。最初は10ozウエイトでAPTAの投射管出口付近に装填してみましたが、トゥーハンドスロー投げる程度しか飛びませんでした。次に動画であるように込め棒で投射弁までウエイトを入れたところ、200ft(60m)のスローラインが殆ど出たので30mは上がるようです。投射弁から投射管出口までのウエイト装填位置で、ある程度は飛距離がコントロールできることが分かりました。

    ところがおまけのハプニングがあり、真上から少しズレて投射したようで15m位離れた母屋のひさしにウェイトが落ちてプラスチック製トタン板を突き抜けてしまいました。

    まさか、ウエイトの落下ぐらいでこれほどの威力があるとは想像していませんでした。
    建屋に向けての投射には細心の注意が必要です。

    APTA友の会ができるかどうかは?ですが、ビックショット並に広がればロープ掛けが楽になりそうですね。

    以上

  5. スイフト

    こんばんはホセさん
    Tree Stuffはいずれ使いたいお店です。
    ロープケアのツールを買いたいと思っています。

    ユーチューブにギアの紹介を多数アップしているので、良くのぞいています。

    ぶっ飛んだといえば、わたしにとってはAugust Hunickeの動画でした。
    https://www.youtube.com/watch?v=jlSeKwCP5N8

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