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Teufelbergerのマルチスリング その後

こんにちは、ホセです。暑い日が続くようになってきましたが、皆さんいかがお過ごしでしょうか。私は毎日帰りのコンビニでガリガリ君を食べて暮らしています。あとビールの濃さがきつく感じる歳になってきました。第3のビールのほうが好きです(値段的な意味でも)。麦とホップさいこーや!

さて、以前の記事でトイフェルベルガーのマルチスリングをリングセーバー代わりに使ってもOK!という内容を書きました。あれ以来マルチスリング+リボルバーで楽しくクライミングしているんですが、少々書き足したほうがいいなあと感じた点がでてきましたので、それをお伝えします。

注意点その1 コーナートラップは重要!

とある現場にて、マルチスリングのリングセーバーをスローラインを使って地上から配置しました。スローラインとクライミングラインの接続部分がリボルバーを通過した辺りから、いつもとは違うフリクションを感じました。クライミングラインの動きが重い。おかしーなーと思いつつ仮荷重テストをしたところ何の問題もないものの、登ってみるとこれまた動きが重い。 そんなこんなでアンカーまで登って目視確認してびっくり。こんなことになってました。 P1080505_sP1080507_s なんとリボルバーが反転していました。そりゃ動きが悪いはずです。リングセーバーを地上からセットする時にどうやらおかしなことになったようです。

P1080576_s これはまずい!ということで家に帰ってからカラビナにコーナートラップを仕掛けました。使ったのはBEALのpinchピンチです。 注意したいのはリボルバーはナローバンドが非常に狭く、コーナートラップの種類によっては安全環のオートロック機能の邪魔をする(コーナートラップが邪魔して安全環がきっちり定位置まで戻れない)可能性があります。コーナートラップであれば何でもOKではありません。充分に吟味してください。今のところピンチは大丈夫です。

ピンチについてはまた後日記事を書きたいと考えています。ちょっと確認したところ、ツリーワーク系で売っているお店はHoneyBrothersSherrill TreeTreeStuffTreeToolsでした。

注意点その2 カラビナを使ったリングセーバーは難しいです

これは何もマルチスリング+リボルバーに限った話ではないんですが、カラビナを使ったリングセーバーはゲートと樹木が接触しないように細心の注意を払う必要があります。この写真は駄目な例です。P1080512_s 完全にゲートが木に当たっています。カラビナにとって安全環は最弱点のひとつです。安全環に強度は全くないと考えておいてください。また樹皮との接触で安全環が押しひねられて、(まるで手で操作したかのように)ゲートオープンしてしまう現象が確認されています。これもやばい状況を引き起こします。

カラビナタイプのリングセーバーは非常に難しいです。配慮すべきことが多くてめんどくさいです。もちろん素敵なメリットもあるんですが、やばいデメリットとのバランスを考えるべきだと思います。また現場によっては気兼ねなく使える場合もあるけど使えない場合もある道具です。こんな汎用性の劣る道具を使うべきかどうかを考えることも大事だと思います。最初に買うような道具ではないですし、初心者にはおすすめできません。

注意点その3 スローラインで引き上げる時のカラビナの向き

スローラインでセーバーを引き上げるときにカラビナの向きを間違えると、安全環の隙間にスローラインが挟まって上に動かなくなる場合があります。この時、降ろすことは可能です。引き上げているときになんかおかしいなーってなったら、一旦地面まで下げて確認することをお勧めします。ゲートを安全環がすっぽり覆っている側(ピンチの写真で写っているほう)を上に向けるのが正解です。

おまけ 34mmリングにぴったりのリトゥリーバルボールが偶然見つかりました

P1080520_sマルチスリングの小リングはDMMの26mmリングでして、タキオンのスプライスアイは通しにくいことを以前お伝えしたかと思います。そこで改善策としてRING LOOP」の長いほう(リング径34mm)をプルージックでセットし、小リングとして使っています。

問題になるのはリトゥリーバルボール。リボルバーを通過して34mmリングでとまるボールはないかと倉庫を捜したところ、軽トラのシートをとめるゴムコードに付いていたボールが何故かぴったりはまりました(笑)。 ただメーカーによってはすり抜けてしまうものもあります。

確実なものが見つかったらまたご紹介したいと思います。ではではまたー。

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