Blog

HOME > Blog

ダブルブレイドロープのストランドよもやま話

なんかもう秋ですね!皆さんお元気でしょうか。私はげんげん元気です。ブログの更新してないから「あいつ死んだんじゃね?」説も流れてたみたいですね。はっはっはっ。

そんなこんなで今回は「ダブルブレイドロープのストランド」に関するどうでもいいような話をお届けします。

クライミングロープ用だとほとんど24ストランドですが、リギング用やヒッチ用のロープだと20ストランドとか32ストランドとかもありますよね。クライミング用でもYaleのKernMasterは怒涛の48ストランドだったりします(そもそもあれはダブルブレイドなのかどうか怪しいですが)。

まあ自分のロープのストランド数くらいは知っておきたいですよね。そこでストランドの知識と数え方をご紹介します。スプライスをする人向けの情報です。

予備知識:ヤーンについて

ロープは繊維からできています。クライミング用のダブルブレイドロープならほぼすべてポリエステル繊維です。そして繊維の束を撚り合わせて一本の糸にするんですが、これをヤーンと呼びます。今回よく登場する言葉なので覚えといてくださいね。

撚る方向によってS撚りとZ撚りの2種類のヤーンがあり、ダブルブレイドロープの外皮はこのふたつを編むことによってできています(内芯もまたしかり)。

更に予備知識:タキオンでブロックを知ろう

ではここで写真を見てみましょう。私が所有しているタキオンちゃん(正確にはSherrillのLava)です。タキオンは24ストランドのダブルブレイドロープで、S撚りとZ撚りのヤーンがそれぞれ12本ずつです。dsc_1570

で、ヤーンを交互に編んで交差した部分はブロックが積み重なっているように見えます。このひとつひとつをブロックと呼ぶようにしましょう。これも今回よく登場する言葉なので覚えてください。

dsc_1570-block

そしてタキオンは……24÷2=12

12個周期で同じストランドが現れます。つまり1個目のストランドを抜いたら12個目のストランドも抜けちゃいます。

dsc_1570-sameyarn

ストランドの法則、ここに爆誕!

ではここで一番大事なことを書きます。

ストランドの法則……「1ストランドは1×2の長方形である」

値千金の知識なので覚えておくと便利ですよ。特にスプライスをする人。(あ、ストランドの法則というしょうもない命名はもちろん私です。)

上の写真であげたタキオンは、1ストランド=1ヤーンでできています。一番シンプルな構成です。じゃあ12ストランドロープのTenexTECならどうでしょう。写真を見てわかるように1ストランド=2ヤーンで構成されています。ヤーン数で言うと24本なので24ストランドと誤解する人がたまにいるんですが、そうではなく、ストランドの法則により2本のヤーンで1ストランドなので12ストランドです。

dsc_1573strand

ストランドの法則において、何故1×2の長方形になるかについて説明します。下写真で灰色でかこまれたブロックがありますね。このストランドの下には逆撚りのストランドが2本通っています(下写真の赤色と黄緑色のストランド)。このストランドは灰色のストランドに対してそれぞれ1×1ぶん重なりあっています。この重なりが2つあるんだから1×2になる訳です。

dsc_1573kaisetu

オーシャンポリエステルの場合:2倍体の存在を知っておいてね

もうひとつ覚えてもらいたいものがあります。それは「2倍体」の存在です。私が勝手に命名しただけなので、もしかすると正式名称があるかもしれませんが、まあいいでしょう。誰か知ってたらこっそり教えてください(ハート)。

写真を見てください。みんな大好きオーシャンポリエステルです(写真のものは10mmのやつ)。ブロックをよく見ると正方形の形をしています。これが2倍体の特徴です。

dsc_1572

タキオンはS撚りとZ撚りが一本ずつ交差しているのに対して、オーシャンポリエステルのような2倍体は2本が横並びにセットになって交差します。だからブロックが正方形になるんですが、これを1ストランドと数えたらダメ。ストランドの法則は絶対なので、正方形に見えているブロックは2ストランドになります。

dsc_1572block

オーシャンポリエステルは32ストランドですが、2倍体なので、ブロックで考えると…

32÷2÷2=8 (2で2回割るのはS撚りとZ撚りの分、そして2倍体の分)

8ブロック目に同じストランドが現れます(16ブロックではなく)。この事実はスプライスの時に大事です。

dsc_1572samestrand

シリウスブルロープの場合:ややこしいけどかっこいい

ここまでの話、だいたい分かりました?では一番ややこしいパターンをご紹介します。下記の写真はシリウスブルロープ(14mm)です。32ストランドの2倍体で、しかも1ストランドが2本のヤーンで構成されています。つまり64ヤーン。ひとつのブロックには4本のヤーンが見えています。かっこいいですねえ。同じストランドはオーシャンポリエステルと同じく8ブロック周期で現れます。

dsc_1571

dsc_1571block

おさらい

タキオンの場合:1ブロック=1ストランド、1ヤーン

TenexTECの場合:1ブロック=1ストランド、2ヤーン

オーシャンポリエステルの場合:1ブロック=2ストランド、2ヤーン

シリウスブルロープの場合:1ブロック=2ストランド、4ヤーン

・ストランドの法則 「1ストランドは1×2の長方形の形をとる」

・「2倍体」の存在

最後に:ストランドの数え方

最後になりましたが、ストランドの数え方をお伝えして今回の記事を終わりにしたいと思います。

ストランドの数え方

  1. 1、ブロックひとつにマークする。
  2. 2、円周方向に同じ撚り方向のブロックをぐるっと数える。
  3. 3、それを4倍するとそのロープのストランド数になる。

 

何故4倍するのかは書き出すと更に長くなるので割愛します。4は魔法の数字なんですよ。

ではではまた。もうちょっと更新頻度を上げていきたいものですね。

カラビナのパワーポイントを知ろう!

カラビナのパワーポイントって言葉聞いたことあります?今回はそれについて書いてみます。カラビナを理解するうえで重要なキーワードです。

パワーポイントってなんじゃろか?

パワーポイントってのは、一番わかりやすい説明は「パワーポイントを上下に引っ張るとメジャーアクシス強度になる」という言い方ですかね。このイラスト見てくれたら一目瞭然でしょう!パワーポイント

上記イラストの赤丸がパワーポイントです。ちなみにこのパワーポイントっていう言い方、私が勝手に名付けただけです。より正確な用語をご存じでしたら教えてください。

さて、このパワーポイント。カラビナを説明するときにすっごい便利な用語なんですよね。

メジャーアクシス強度と幅広ウェビングの関係

カラビナにはメジャーアクシス強度が刻印されています。このメジャーアクシス強度はどうやって測るのかというと、EN規格では「12mmの棒でパワーポイントを引っ張る」ことで計測されます。

ここで重要なのは「12mmの棒」という部分。このサイズのものでパワーポイントを引っ張ったときにだけメジャーアクシス強度は発揮されます。これがどういうことかわかります?

例えばリギング用の幅広ウェビングスリングありますよね。カラビナをあれでメジャーアクシス方向に引っ張るとどうなるでしょう。実はカラビナの破断強度は見事に低下します。また、ヒッチクライマーをセットアップしたカラビナも荷重域が幅広くなるので強度低下は起きています。

つまり、メジャーアクシス方向の荷重であっても、パワーポイント以外に荷重がかかるような状況では強度が低下する可能性があります。これは覚えておいて損はないと思います。

この12mmというサイズはたぶんロッククライミング業界からきていると思います。カラビナのEN規格「EN12275」は、国際山岳連盟が制定しているUIAA-121の試験方法に準拠しています。UIAAが先にあり、EN規格がそれに乗っかっています。ロッククライミング業界としてはそんな太いものをカラビナにセットすることがあまりないんでしょう。プロ仕様のカラビナ(例えばトライアクトタイプの安全環付きカラビナとか)は幅広荷重試験を追加で受けるようになったらいいのにね。

おまけ

ちなみに幅広荷重による強度低下はカラビナ形状にも左右されます。一般的に、変D型は低下しやすく、オーバル型とHMS型は低下しにくい傾向があります。これを説明できる人いますでしょうか。これを理路整然と説明できるようになったら、カラビナの構造についてずいぶん造詣が深まりまっせ。ヒントは「パワーポイントの位置」と「スパイン側とゲート側の荷重分散」です。上のイラストを見ながら考えたらわかりやすいかもですね。

まとめ

今回の記事では、パワーポイントを上下に引っ張るとメジャーアクシス強度になる。この一点だけ覚えてもらえればOKです。年末年始にかけてカラビナ話を書いていこうと考えていますが、そのときにこの用語を多用するはずです。

では近日中にカラビナ話を書きますのでお楽しみに!(←とか言って2カ月くらいほったらかしたらごめんなさい)

 

 

ペツルの旧パンタンが好きなあなたへ

ふと気付いたら前回の更新から半年近くたってますね!いやーまいったまいった。この数日間で一気に寒くなり、冬の到来を感じさせる今日この頃。皆さんお元気でしょうか。私はこう見えて元気です。

フットアッセンダーらぶ

さて、皆さんはフットアッセンダーをお使いでしょうか?ツリーワーカーなら90%くらいの人が使ってるに違いないと考えているんですがどうなんでしょう。最近とくにSRTが流行っていますのでアクセス用に買ったという人も多いかと思います。そしてみんな一度はフットアッセンダーを外し忘れたまま家に帰っちゃったことがあるはずです。帰りのコンビニでカチャカチャしてるのに気付いたりね。

市場には色々なメーカーのフットアッセンダーが並んでいます。今一番売れているのは何なんでしょうね。個人的にはクライミングテクノロジーかなと踏んでいます。よく見かける気がするんですよね。かっこよくて結構好きです。以前だとPetzlの旧パンタンかCMIの青色四角形のどちらかしか選択肢がなかったので、近頃は選択する楽しみが増えて羨ましいかぎりです。

旧パンタンが好き!

私はPetzlの旧パンタンを愛用しています。金色モデルのほう。(本当に昔からやってる人は緑色のパンタンを持ってはります。羨ましい。) 現行のパンタンには確か2013年にモデルチェンジしました。現行パンタンは全体的に細くスマートになって軽量化がされているんですが、私はあの細さがどうしても好きになれません。細いせいでボディがチェンソーパンツの裾に完全に潜りこんじゃってロープが外れやすく、そしてロープをつける時にめんどくさいからです。

そんな訳で今持っているやつを大事に大事に使っているから私はまあいいんですが、これからフットアッセンダーを買う人で旧パンタンが欲しい!という奇特な方、もしくは旧パンタンユーザーでもう一個欲しいんだけど!という人は困ってると思います。もう買えないですもんね。

旧パンタンによく似た何かが欲しいひとへ

でも大丈夫。我らがTree Stuffさんがやってくれました。旧パンタンにとても良く似たフットアッセンダーが売っています。こちらです→Super Classic Foot Ascender

瓜二つって思うくらい似てるけど大丈夫なの?と思わないでもないんですが、ぎりぎりセーフなんでしょうか。大人の世界はよくわかりません。あと品質もわかりません。PPEじゃないからぎりぎり許される…のか?そういうことなのか?これ買って何かあっても私は知りませんよ。

ストラップだけが欲しい人へ

もしくは、旧パンタン持っている人で「ストラップがあほになってきて困っている人」も多いのではないでしょうか。ずっと使っているとストラップが摩耗して簡単に緩むんですよね。このせいで私も手持ちのひとつが倉庫で眠りについています。

この問題にはFreeWorkerさんが答えを用意してくれています。なんと今さらながら旧パンタンの交換用ストラップが売っています。こちら→PANTIN TAPE

私はこのストラップが売っているのをここ以外では知りません。知っている方がいらっしゃいましたら是非ご教授ください。もしかしてPetzlに頼めば売ってくれるのかな?

ちなみにFreeWokerは支払いにPeypal必須、そして英語でメールをする根性が必要です。めんどくさいので気をつけてください。

まとめ

まあ果たしてここまでして旧パンタンを使う必要があるのか?と言われると悩ましいところです。Petzlのような「勝手に外れるけど外しやすい」タイプのフットアッセンダーが欲しいなら、今ならCAMPのローラー付きのやつも選択肢に入れることができます(使ったことないから使用感は知りません)。というかそもそも最近Petzlタイプは人気があまりないような。

ただ今回ご紹介したふたつの商品、いつまでもあると思わないほうがいいような気がしています。気になる人は各ショップに問い合わせてみてもいいかもしれません。

おまけ

ちなみに来年になるとPetzlから新パンタンをクライミングテクノロジーやCMIみたいに「勝手に外れないけど外すときに手で外す必要がある」タイプにするアタッチメントが発売されます(これ)。これって旧パンタンにもつくんだろうか?そもそもホールにカラビナをかけたらいいだけじゃんとツリーワーカーの私は思うのです。でも来年のPetzl新商品は面白そうで楽しみです。

なぜTeufelbergerのプーリーセーバーはモデルチェンジしたのか

Teufelbergerの製品にプーリーセーバーっていうのがあります。知らない人は動画をご覧ください。

 プーリーセーバーのモデルチェンジ

で、このプーリーセーバーですが、2014年にモデルチェンジしました。変更点はふたつ。

  • プーリーがPINTO RIG からPINTO に変更。
  • 回収ボールキャッチャーがクリップからシンブル付きOP8mmに変更。

これらの変更がなぜ行われたのかずっと疑問だったんですが、キャッチャーの変更について、最近になってその理由になんとなく気付きました。

クリップを見たことない人は上記動画の0:25秒辺りをみてもらえればわかると思います。赤紫っぽいおもちゃカラビナみたいなやつです。もしくはTreeToolsブログのこちらの記事に良い写真が載っています。

使いやすさでいうならクリップの方が断然良いです。プーリーにロープをセットしてからでも、クリップにロープを通すことができます。現行タイプのプーリーセーバーだと事前にシンブルに通してからプーリーにセットする必要があります。

クリップ変更の謎

何故このような変更が起きたかというと、これまたTreetoolsブログの記事「Problem emerges with Wichard Shackle/Pinto Rig configuration」が参考になります。

(注)リンク先の記事は自作プーリーセーバーにPINTO RIGを用いて、キャッチャーとしてWichardのシャックルを使った場合の問題点です。プーリーセーバーに直接的に関係する話ではありません。そこははっきりと理解しておいてください。

とりあえずリンク先の記事を見てみてください。写真だけでいいので。……見ました?ピントリグちゃんの滑車がかわいそうなことになってるでしょ。何故このようなことが起きたかと言うと、ピントリグのベケットとWichardシャックルの不幸な関係にあります。

言葉で説明できる気がしなかったのでイラストを書きましたよ。これでわかりますか?DSC_0825

なんか「あーあ……」って感じですね(内容もイラストも)。アンカーに対してクライマーが真下にいると重力のおかげでPINTOまで行くことは少ないんですが、クライマーとの関係が横方向に近づくほどこの症状が発生しやすくなります。

PintoRIGのロープフレンドリーなベケットは本当に便利でして、これこそが他のプーリーと一線を画するポイントといってもいいくらいに私も気に入っています。ただやっぱり光の影には闇があるものでして、こういうデメリットが発生してしまうこともあります。

ひとつの推測

PulleySaverに話を戻します。元々、前モデルにおいてもこういったトラブルが起きないように、クリップ側を熱収縮チューブ的なもので硬くして、ロープの動きに追従しないようにしていました。そのうえで、更なるリスク低減のためにモデルチェンジに合わせてシンブルを採用したのだと思います。ちなみにあくまで私の予想です。

PINTOのナゾ

ちなみにプーリーがPINTOに変更された理由はさっぱりわかりません。PintoRIGのほうが絶対扱いやすいと思うんですけどね。回収時にひっかかりまくったのかな?トイフェルベルガーのサイトには「PINTO RIGのほうがいいなら交換するよー」というような文章もあるんですが、一体どうやって交換してもらうかは知りません。

おまけ

私の親愛なる友人”天才”H君は新型プーリーセーバーを購入したんですが、シンブルに通すのがめんどくせえ!ってんでARTのロープガイドからトラぺゼを奪い取り、プーリーセーバーの末端に無理やりくっつけていました。それを私に見せたときのドヤ顔が忘れられません。実際に現場で使ったところ、トラペゼがWichardシャックルみたいにロープ上をすべっていき、ベケット付近に挟まって見事にぶっ壊してしまうという結末を迎えました。

PPEとは関係のない部分に見えても安易な改造は危険だぞ!というお話でした。ちゃんちゃん。

アーボキャンプ2015、お疲れ様でしたー

今更ながらのご報告ですが、2015年4月25、26日に「アーボキャンプ2015春」をやりました!

絶好の晴天に恵まれたキャンプに参加してくださった方の総数は土日合わせてたぶん70~80名くらいでしょうか。関西の方が多かったですが、遠くは九州、長野、関東から来てくださったツワモノもいらっしゃいました。仕事終わりで夜に駆けつけてくださった方も多くいらっしゃいました。

どんな内容だったの?

イベントらしいイベントは予定していなかったんですが、皆さん好き勝手に楽しんでくださっていました。今回もいつも通りカオスな感じだったんですが、私が目撃したことを箇条書きにしてみると……

  • コーヒー豆をその場で焙煎して、皆さんにふるまってくれてるコーヒー本部長
  • その場の流れでDdRT講習がはじまる
  • 樹上にスクリーンを張って映画上映会をしている
  • 早登り大会を圧倒的な速さで登り、逆に参加者があまり来てくれなかった
  • 突然BBQ屋台で小商いを始めて、不良外国人のたまり場を作ってくれた
  • スマートウィンチを駆使して即席ジップラインを張ってくれた
  • 夜に竹飯をふるまってくれた
  • 地酒、ビール、ソフトドリンク、銘菓を差し入れに持ってきてくれた
  • バームクーヘンを作るときにポータブルウィンチで回そうとする素敵な人たち
  • できたバームクーヘンが巨大ちくわみたいだった
  • 焚火の近くで寝て、クスノキの煙が目にしみることを身をもって示した人がいた
  • 賞味期限切れのカキ燻製を空き缶を駆使して焼いている
  • 高下駄を履いて天狗になる練習をしている人たち
  • 新潟の産湯にはお酒が入っていると若者にウソを吹き込む大人
  • ツリーデッキの上に囲炉裏を置いて、樹上焚火を楽しんでいる人たち
  • キンザザの不思議さについていこうとする人たち
  • 突然始まるSRT講習会
  • 突然始まるレスキュー訓練
  • ムカデを攻撃して遊んでいるこどもたち
  • アウトランダーPHVを借りてきてくれた方がいた
  • 最後はAPTAをぶっぱなして、一本締めで終了!

他にも色んなところで面白いことが起きていたと思います。すべてを体験するのはとうてい無理っす。出来杉さんが写真をアップされているので(こちら)、そちらをご覧いただければカオスな雰囲気が伝わってくるかと思います。

私は面白すぎて写真撮っていなかったんですが、コーヒー本部長が写真をくださったので有難く使わせていただきます。

11168989_1432232133758507_297379495_n

11178451_1432232067091847_194102825_n

まとめ

参加くださった方々には感謝感謝で言葉もありません。本当にありがとうございます。参加できなかった方も今後とも定期的にやっていくつもりですので、次の機会にどうぞご参加くださいませ。

また、私たちが至らなかったせいでご迷惑をおかけしてしまった方もいらっしゃると思います。申し訳ありません。もっとこうしたほうが良いとか、こうして欲しいなどのご意見があれば、今後の参考にさせていただきますので是非教えてください。

最後になりましたが、共同幹事を引き受けてくださった出来杉計画さん、そして場所をこころよく貸してくださったT林業さま、ありがとうございました!!

そんなこんなで皆さんお疲れさまでしたー!また会いましょう!

アーボキャンプ2015やりまっせー

アーボキャンプってイベント知ってます?木登りしている人、木登りに興味ある人、林業、造園業、樹木医の人、その他樹木にまつわる人で集まって、ワイワイやろうぜ!っていうイベントです。

2011年頃に何回かやっていまして、その年の秋に長野でやったのが最後かな。何とも言えない大盛り上がりを見せておりました。特に夜がひどかったですね。確か40人くらいいた気がするんですが、アウトドアショップkさんの店長さんが作ってくれるダッチオーブン料理(泣けるほど美味し)を頂きながら、酒を片手に色々なところで話の輪が広がっていました。超ディープな目立て論を語ってる人たちもいれば、今後の林業の行く末について激論をかわす人たち、恋愛話をしている人たち、子どもとわいわい楽しんでいる人たち、ただひたすら盛り上がってノリノリな人たち。私が目撃しただけでもこんな感じです。皆さん好き勝手に楽しんでおられました。

私も主催者側だったんで、参加してくださった方から「またやってよ!」という嬉しいお言葉を頂いていたんですが、あれよこれよという内に時間ばかりが経ってしまいました。だって忙しいんだもん。

アーボキャンプ2015やりまっせ!

という訳でお待たせいたしまた。アーボキャンプ2015、やります!皆さんのご参加を心よりお待ちしています。

主催は、出来杉計画のでき杉さんと私です。(主催って言っても会場の段どりとか各種調整役って感じですけどね。いわゆる裏方役です。)

なにやるの?

基本的には思い思いに過ごしていただければと思います。テキトー感が売りのイベントです。皆さんおしゃべりに夢中で、木に登っている人は少ないくらいなんです。だらだらしながら、木登りのこと、仕事のこと、人生のことを話すのって面白いもんですよ。

木登りやったことない人もどうぞご参加ください。木登り人だけのためのイベントではないです。私は林業系ですが、こういう場で造園系の方や樹木医の方と話すのはすごく勉強になります。どんな方でも参加の拒否はしません。

場所と機会は提供するんで、その中でやりたいことあったらどうぞどうぞ、というスタンスです。

今のところ、ツリーキャンピングのツリーキャンパーさんが会場にあるツリーデッキ(参考リンク)を使って相当面白そうなことをやろうとしてくださっています。これは必見です。あと、私の先輩のモスコーさん(仮名)がバウムクーヘン作りに挑戦するそうです!これも面白そう。
私も受け付けをしながらフリースタイル早登り競争でもやろっかなと考えています。私のタイムより速かった人にはなんか賞品も考えています。かかってこいやフットロッカーども。ロープアクセスSRTの実力見せたるわい。あと、同人誌の販売も考えています。これを読んだらカラビナと恋人同士になれるよっていう内容になる予定です。完成したらいいなあ。

今まで「木登り大会がしたい」「みんなで事故報告会をしたい」というご意見をいただいたこともあるんですが、私たちはそこまで手が回りません。もし何かしたいことがある方がいらっしゃいましたらご連絡ください。

出来杉さんのブログでも詳細が書いてあるんで、見てみてくださいね。昔やったときの過去記事リンクもあります。

イベントの日程など

日程:2015年4月25(土)、26(日)
10時くらいにスタート、26日は夕方くらいまで。いつ来てくださっても、いつ帰ってくださってもOKです。
アーボジャパンさんが主催されてるアーボマスターの日程とかぶり気味なので、去年みたいに講演会があったらどうしようと思われる方、心配しないでください。私のほうでアーボジャパンさんと連絡を取り合っています。もし講演会をすることが今後決まれば、その時にキャンセルでも大丈夫です。夜の懇親会をもし行うなら、こちらと合同で行うことになっています。

場所:奈良県王寺町陽楽山
参加希望の連絡をいただいた方に詳しい場所をお知らせします。普通車で大丈夫です。駐車場はコンクリ舗装。電車でも来れないことはないです。

参加方法:「お問い合わせ」から連絡してください。
このブログのトップにある「お問い合わせ」から連絡してください。私のメールや電話番号を知っている人はそれでもOKです。出来杉さんに連絡してくださってもOKです。

お名前とメールアドレス、連絡先とともに「アーボキャンプ参加希望」と書いてください。もしご友人やご家族を連れてきてくださる場合はその人数もお願いします。
(お問い合わせから送信していただくと、自動送信メールが送られます。もし来ない場合、メルアドの記入ミスの可能性があります。ご確認ください。どんなメルアドでも(@マークなくても)受け付けてしまうアホなシステムです。)

食事など:ご自身で用意してください
すんません、ご自分で用意してください。近くにコンビニやスーパー、食事するところはあります。
お酒も各自用意してください。差し入れも大歓迎です。

参加費:1000円(調整中)
地主さんへお渡しする謝礼、および必要経費です。食事もないのにお金とるんか!と怒らず、どうぞご了承ください。私たちの懐には一切入りません。金額は値下げ方向に変動する可能性あります。参加人数次第ってところがあります。

宿泊:テント持ち込み、車中泊
山なので宿泊施設はありません。水道もありません。泊まる方はテントか車中泊でお願いします。
夜は寒いと思うので、寝袋必須だと思います。ライトと防寒着も必須でしょう。テント無いけどって方は、私の手持ちテントに多少の余裕があるので、その旨お伝えください。まあ何とかなりますよ。みんなで酒飲むためなら頑張れるので、ご相談ください。

雨天時:やります
キャンセルしていただいてもOKです。
私と出来杉さんはいます。雨なんて関係ないぜ!という方はどしどしお越しください。

その他質問について:
何かご質問、聞きたい事がある方は「お問い合わせ」からご連絡ください。どんとこい!

 

ツリーモーションとツリーモーションS.lightの違い

ツリーモーションには2種類ありまして、無印と軽量型のS.lightがあります。その違いを調べてみます。ちなみにそれぞれの重量は無印が2.15kg、S.lightが1.8kgです(KEMのカタログより)。

その1 バックル

レッグループとウェストベルトのバックルについて、無印はワンタッチバックルが使われていますが、S.lightは折り返し型のダブルバックルです。

ちなみに写真の無印(下)は私の所有品。S.light(上)は先輩のアブドゥールさん(偽名)の所有品で、別売りのコンフォートパッドを後付けしています。それにしても俺のハーネス汚いなあ…買ってまだ10カ月くらいなのに(涙)。

ウェストベルトの違い 下:無印 上:S.light  (注:写真のS.lightはコンフォートパッドを後付けしています)

DSC_0428

レッグループの違い 左:無印 右:S.light

その2 コンフォートパッド

無印ははじめからコンフォートパッドが付属します。これがかなり優秀で装着感は非常にいいです。またウェストが細い人(30インチ以下)はコンフォートパッドの厚みのおかげでフィット感が向上します。S.lightも別売りで買えば装着可能です。

このパッドは結構良い値段がしましてアメリカだと70ドルします。ハーネスの価格が無印499ドル、S.light370ドルです。S.light+コンフォートパッド=440ドルですから、その差は60ドル。値段の安さだけでS.lightの購入を検討されている方はこの辺をゆっくり考えたほうが良いと思います。

その3 背中のリング

ツリーモーションは背中側にリングがついているんですが、無印は緑(PPE)なのに対して、S.lightは赤色(not PPE)です。でもレストレイン用のアタッチメントポイントなので、ツリーワークでPPEとして使う状況はほとんどないかと思います。(PPEとしてうまく利用されている方がいらっしゃいましたら是非教えてください。)

ここはチェンソーランヤード用として使うのがほとんどです。なのでPPEだろうがnotPPEだろうがあまり差はありません。

(もしこのリングをチェンソーランヤード用として使うなら、絶対にブレイカブルタイプのチェンソーランヤードを使ってください(バッキンガムの黄色いやつとかTeufeubergerのやつとか)。破断しないタイプをここに繋ぐと、切り落とした枝や丸太にチェンソーをもっていかれた時に死ねます。実際、私は死にかけました。)

その4 外殻の厚み

ツリーモーションは分厚い外殻によってハーネスの剛性を確保しています。S.lightは無印と比べて厚みが半分くらいになっています。これが軽量化に繋がっているのだと思います。または薄い分、S.lightのほうがフィット感が向上しているかもしれません。(個人的には無印でも充分すぎるくらいフィット感があります)

外殻の厚み 左:無印 右:S.light

でも薄くなったせいで、写真の部分にギアを装着すると外殻にめくれたような跡がつきます。この写真はカラビナの重さで曲がっているのでなく、既にめくれ癖がついてしまったせいでこういう風になっています。

S.lightの外殻。ここに重いギアをかけていたせいでめくれたようになっている。

S.lightの外殻。重いギアを吊るしていたせいでめくれたようになっている。

まとめ

S.lightの最大の利点は軽量ということだと思いますが、その差はたったの350gですから、実はそんなに違わないんですよね。コンフォートパッドを後付けしたら、もうちょっと重くなるでしょうしね。

値段を考えても、その差は130ドル。S.lightにコンフォートパッドをつけたらたったの60ドル差です。ハーネスは毎日使うことになる&そんなに買い替えるものでもないので、60ドルなんて気にしないほうがいいような差です。

そしてS.lightだとワンタッチバックルが失われます。これが地味につらいところです。

個人的にはツリーモーションを買うなら無印をお勧めしたいです。そのうえで、例えば剪定に使ったり軽量装備が必要な現場のためのセカンドハーネスとしてS.lightを買うならすごく良いような気がします。

軽量化を狙うならペツルのセコイアでもいいような気がしますね。無印セコイアのサイズ1なら重量は1390gです。値段はアメリカで415ドル。

‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐

こないだハリー君に手取り足とり教えてもらいながら剪定やったんですが、普段使っているツリーモーション(ギアラックだらけ&キャリツールだらけ)だと枝に引っかかってうっとうしくてうっとうしくて!通常のツリーワーク用ハーネスとは別に、必要最小限のギアセットにしたセカンドハーネスの必要性を痛感しました。

買うならセコイアか?と思いましたが、でもその時フロントD環(ブリッジ横のD環)を多用したんですよね。フロントD環はツリーモーションのほうが断然使いやすいので、それを考えるとS.lightのほうがいいかなあとも。SKYLOTECの新作ハーネスRECORD(本体重量たったの700g!!)もフルボディ化できるタイプがあるからちょっと気になるところです。……まあ先立つお金がないから買わないですけどね。

”RopeLab”っていうブログが面白い

こんにちは、ホセです。もうすぐ今年も終わりですがいかがお過ごしでしょうか。それにしても寒いですねえ。今月も頑張ってストーブの灯油代を稼がねば!

RopeLabっていうブログがすごい!

ところでRopeLabっていうブログをご存じでしょうか。オーストラリアのRichard Delaneyさんがやっている会社(なのかどうなのかわかりませんが)のブログです。内容はロープアクセスとかレスキュー系の記事が主なんですが、ツリーワークにも間違いなく生かせそうな内容でして非常に面白いです。

ここが面白いのは、自分で実験してその結果を発表しているところ。なかなかできるもんじゃないですし、こういう内容って滅多にお目にかかれないんですよね。

このブログは誰でも読める記事と会員限定の記事がありまして、会員登録は1年間で60オーストラリアドル。(オーストラリアドルは米ドルよりもだいたい20円ほどお求めやすい。)PayPalのサイトから支払うんですが、PayPalアカウントがなくてもクレジットカードがあれば支払えるみたいです。私はPayPalアカウントを持っているので、そちらで支払っちゃいました。

会員登録の方法がちょっとややこしかったのでその流れを補記しときます。まず最初に会員登録ページで名前やパスワード、メールアドレスなどを登録します。ボタンを押すと、PayPalサイトに自動で飛ばされ、そこで支払いをする、といった流れでした。まずRopeLabo用のアカウントを作ってから支払ページに移動する感じです。

それではちょっとだけですが私が楽しんだ記事をご紹介します。

一般向け記事のおすすめ

カラビナのお話 是非読んでいただきたい記事。これはすごい。カラビナのMBS(というか3σ)について詳細が書かれています。この内容にはびっくりしました。そして知ってるつもりになってた自分を恥じました。どんどんカラビナ不信になります。SWLとWLLの違いも初めて知りました。どっちも一緒だと思っていたんですが……言われてみればなるほど納得です。

ミラードスケートブロックの話 スケートブロック(skate block)自体を良く知らないんで、何がどうミラード(Mirrored)なのか知りませんが、この方法は軽荷の時にスピードラインで応用できそうだなあと思いました。ちょっと調べてみよう。

メンバー向け記事のおすすめ

ダブルフィギュアエイトノットの問題 内側と外側、どっちにロープ末端を持ってくるのが正解かというお話です。いつもお世話になってるSさんとこれについて以前話したことがあるんですが、お互いの意見が違っていて、結局どっちが正解なのかわからずじまいのままでした。この記事のせいで60オーストラリアドルを支払ったも同然です。でも読んでみたら思ってた内容とはちょっとずれていました。破断強度の違いとか、決定的な差が知りたかったんだけどな。けど面白い内容でしたよ。

カラビナをウェビングで引っ張ったときの強度変化 カラビナのメジャーアクシスは12mmの棒で左右に引っ張って計測するんですが、じゃあ幅広のウェビングスリングで引っ張ったら強度はどう変わるのよ?というお話。DdRTシステムも幅広になりがちだから気になるところです。以前にTreeToolsのブログでもDMMセンチネルHMSを用いた実験がありましたが、確かに破断強度が低下しているんですよね。非常に興味深い内容でした。上で紹介したカラビナのMBSの話を知ったうえでこの記事を読むと更に色々と考えさせられます。

下降器の効率を調べる話 下降器のロープ曲げ角度を測り、オイラーのベルトの理論を使ってその効率を調べてみようというお話。確かこれはFaceBookのRopeLabの企業ページに行くとその内容が書かれていた気がします。なかったらごめんなさい。
(余談:同じような実験を日本のロープテックジャパンさんもブログで公開されてるので、気になる方は是非どうぞ。こちらの記事です。)

最後に

今年の10月から始まったばかりのブログなので、メンバー向け記事もまだまだ記事が少ないです。記事のタイトルと写真を見て「うぉぉぉぉぉ!読みてー!」と興奮してしまった私のような人以外は、記事数が増えるのをもうちょっと待つというのもひとつの手だと思います。有効期限が1年ですからね。

いやーそれにしても面白いブログです。今後も楽しみですね。私もロードセルと引張強度試験機を買っていっぱい実験したいなー。うちにサンタクロースこねーかなー。

 

やっぱり物欲はなくならない

こんにちは、ホセです。めっきり更新が滞っております。言い訳すると、下書きはいっぱいたまってるんですよ。10個くらいかな。でもなんか最後まで書きあげられない病にかかっているんですよね。書いてるうちに訳がわからなくなって絶賛放置中の記事だらけです。いつか日の目を見るときが来るのかな?

で、こんなに更新が遅くなりました。「あいつ死んだんじゃね?」という噂も立ってるそうです(笑)。いかん、いかんですね。なので、ちょっくら肩の力を抜いてどうでもいいような記事を書くことにします。恐ろしいような円安で海外通販マニアが阿鼻叫喚の地獄絵図になっている昨今ですが、不思議なことに物欲はなくならない。みんなで散財しましょうよ。

これが欲しい その1 ISCのかわいいあいつ

ISC 「Compact Rigging Pulley(Redirect)」

ISCのミニチュアブロック。これはいい。強度はMBS85kNありながらも重量はたったの490gですって。すごいですね。リギングロープのリダイレクトにアーボリストブロックを使うのはしんどいし、でもピントプーリーだと心配って時に使えそうです。これはいつか買っちゃうだろうなあ。

でもたぶんトップカットに直接使っちゃダメなんでしょうね。使っていいならライトリギング界に革命が起きるぜ。でも使っちゃダメなんだろうなあ(反復)。(追記12月8日:どうやらトップカットにも使って良さそうな感じです。やったー!WesSpurやTreeStuffでも販売を開始しています。)

これが欲しい その2 CAMPの赤い彗星

Camp 「Turbo Foot Ascender」 & 「Turbo chest Ascender」 動画はこちら

CAMPのターボシリーズ。チェストアッセンダーとフットアッセンダーがあります。フットアッセンダーは待望のキックアウト可能タイプです。新型パンタンの薄さが嫌だけど、CTのやつはキックアウトできないから嫌だという方におすすめです。使いやすいかどうか知りませんけど。

チェストアッセンダーもすごく良さそうです。これは本気で欲しい。あ、でもチェストに使うんじゃなくて私の自作HAAS(通称:茹でエビ)の部品に使いたいです。今はPetzlの旧型CROLLを使っているんですが、無駄に大きくて邪魔なんで。

これが欲しい その3 変態メーカーのかしこいあいつ

ROCK EXOTICA 「ENFORCER」

ロックエキゾチカのエンフォーサー。いわゆるロードセルっすな。これのすごいところはBlueToothでスマホに荷重状態を送信できるところ。時代の進歩はすごいもんですな。これさえあれば色々な実験がはかどるのになー。誰かクリスマスにプレゼントしてくれないかな。でもなぜかこれAndroid用のアプリがないんですよね(泣)。iPhoneずるい。

これが欲しい その4 木登り発明家の新作アイテム

Mag Throw Bag

Richard Mumfordさんが発明したマグネット式のスローバッグ。というかマグネットです。使い方は動画を見たほうがわかりやすいでしょう。実はこれ、もうすでに買っちゃいました。しかも買う前にモノタロウのマグネットで自作して失敗しました。また後日ブログで紹介したいと思います。

これが欲しい その5 機能美こそ道具の美しさ

スカルパ 「Tech Ascent GTX」

木登り用シューズだとスポルティバの「ボルダ―X」がかなり有名ですが、これもすごくいいそうです。友人ハリー君は「ボルダ―Xもいいと思いますよ。テックアッセントには全然かないませんけど!」とおっしゃっておられました。

テックアッセント、非対称で親指のつま先にむかって湾曲するレース機構が最高なんだそうです。美しいですよね。包み込むようなフィット感だそうです。もちろんソールのグリップも言うことなし。フットロックもお手の物。本当にいいシューズだと思います。そんな私はボルダ―Xユーザーだけど。

最後に

欲しいものってなかなか減らないもんですね。そういやクライミングロープの200フィートも欲しいんだった。リギングロープの16mmもそろそろ買い替え時だし、スマートウィンチとポータブルウィンチも欲しい。リギングハブもGoProも。うむむ宝くじでも買うか。

そうそう、AMAZONのアフィリエイトしています。このブログのサーバーレンタル代を稼ぐのが唯一の目的です。実はこのブログを始めた当初からやってるんですが、木登り道具でAMAZONにあるようなものが滅多にないので(笑)。なんと今回が初めてですね(テックアッセントとボルダ―X)。

あ、そういやAPTA買いました!また後日記事にしまーす。あれはいいものですよ。ぐっふっふ。

KONGのコーナートラップ”Fast Nylon”のセット方法

今回はKONGのコーナートラップ、「FAST」のご紹介とセット方法についてお伝えします。

FASTにはスチール製、プラスチック製、ゴム製の3種類がありまして、今回フューチャーするのはプラスチック製(FAST Nylon)です。というかこんな名前がついているなんて今回初めて知りました。またひとつ無駄知識を覚えてしまった……

セット方法

このFAST Nylonはメカニカルデバイスとカラビナをセットする時に向いていると思っています。と言う訳でARTのポジショナースイベルとDMMウルトラOを用いてセット方法をご紹介します。このFAST、オーバル型カラビナとの相性がいいように思います。HMS型もそこそこ。変形D型とはあまり向いていないかもしれません。

DSC05181_s

それではセット方法です。

1、ポジショナーのアイとFASTをこんな感じで並べる。

DSC05183_s

2、カラビナを通します。

DSC05184_s

3、カラビナを反転させたら完成!途中苦しいところもありますが、気合で乗り越えてください。そのときFASTが折れたらごめんなさい。少なくともオーバル型なら大丈夫なはずです。

DSC05185_s

4、FASTのてっぺんにこのような爪があります。ペンチで挟むとロックできるんですが、ポジショナーくらいサイズが大きいとロックしないほうがいいです。してもいつの間にか折れています。そしてロックしちゃうとカラビナをはずすことができなくなります。試しにやってみるのもありです。

DSC05187_s

爪をロックしなければ、ポジショナーはある程度左右に動くことができます。せっかくオーバル型カラビナをつかっているんだからガチガチに固定したくないので、個人的に非常に気に入っている点です。

写真で見るとちょっといやらしいですけど、実際に荷重がかかったらポジショナーはカラビナの頂点方向に移動するので問題ありません。

使用例

前回のピンチと今回のFASTを一緒に見るとこんな感じ。ランヤードシステムとして一年くらい使っていましたが問題なかったです。

DSC05188_s

ロックジャックとカラビナのセットにも使っています。ロープ側は頻繁にカラビナの脱着をするのでコーナートラップは使っていません。

DSC04782_s

他にも色々な使い方があると思います。いろいろ試してみてください。

コーナートラップは単純な道具ですが、クライマーの安全性の向上にすごく役立ってくれる素敵な道具です。うまく利用していきたいものですね。ではでは!

1 / 212