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KONGのコーナートラップ”Fast Nylon”のセット方法

今回はKONGのコーナートラップ、「FAST」のご紹介とセット方法についてお伝えします。

FASTにはスチール製、プラスチック製、ゴム製の3種類がありまして、今回フューチャーするのはプラスチック製(FAST Nylon)です。というかこんな名前がついているなんて今回初めて知りました。またひとつ無駄知識を覚えてしまった……

セット方法

このFAST Nylonはメカニカルデバイスとカラビナをセットする時に向いていると思っています。と言う訳でARTのポジショナースイベルとDMMウルトラOを用いてセット方法をご紹介します。このFAST、オーバル型カラビナとの相性がいいように思います。HMS型もそこそこ。変形D型とはあまり向いていないかもしれません。

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それではセット方法です。

1、ポジショナーのアイとFASTをこんな感じで並べる。

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2、カラビナを通します。

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3、カラビナを反転させたら完成!途中苦しいところもありますが、気合で乗り越えてください。そのときFASTが折れたらごめんなさい。少なくともオーバル型なら大丈夫なはずです。

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4、FASTのてっぺんにこのような爪があります。ペンチで挟むとロックできるんですが、ポジショナーくらいサイズが大きいとロックしないほうがいいです。してもいつの間にか折れています。そしてロックしちゃうとカラビナをはずすことができなくなります。試しにやってみるのもありです。

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爪をロックしなければ、ポジショナーはある程度左右に動くことができます。せっかくオーバル型カラビナをつかっているんだからガチガチに固定したくないので、個人的に非常に気に入っている点です。

写真で見るとちょっといやらしいですけど、実際に荷重がかかったらポジショナーはカラビナの頂点方向に移動するので問題ありません。

使用例

前回のピンチと今回のFASTを一緒に見るとこんな感じ。ランヤードシステムとして一年くらい使っていましたが問題なかったです。

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ロックジャックとカラビナのセットにも使っています。ロープ側は頻繁にカラビナの脱着をするのでコーナートラップは使っていません。

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他にも色々な使い方があると思います。いろいろ試してみてください。

コーナートラップは単純な道具ですが、クライマーの安全性の向上にすごく役立ってくれる素敵な道具です。うまく利用していきたいものですね。ではでは!

BEALのコーナートラップ ”Pinch” のセット方法

今回はBEALが発売しているコーナートラップ、「PINCH」のセッティング方法について書いてみようと思います!現状、HoneyBrothersSherrill TreeTreeStuffTreeToolsで売っているのを確認しました。

ピンチはなかなか便利なコーナートラップでして、ロープのアイにカラビナを常設しておくなら特に便利です。ランヤードの先端にカラビナをとめておくとかね。ピンチでセットするとカラビナの動きをかなり制限できます。その他、私はマルチスリングにリボルバーをつけておくのに使っています(こちらの記事)。

ただし、カラビナの装着と脱着に手間がかかるのでクライミングロープとのセットに使うのは向いていないです。あとメカニカルデバイスとカラビナのセットにもあまり向いていません。ピンチの大きい穴(下記参照)にメカニカルデバイスが入らないことが多いからです。

セッティング方法

これがベアールのピンチです。結構使い込んだものなので、写真で見ても劣化が見受けられます。ゴムの厚みは4mmくらいだったような?経年劣化に強く、私の手持ちのやつでゴムが切れたものはないです。

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ではセッティング方法をご紹介します。

1、真ん中の大きな穴をロープのアイに差し込みます。ここが唯一のポイント。ちょっと狭いかもしれませんが、がつんといれちゃってください。そしてピンチ左右の小さい穴とロープのアイが並ぶようにします。

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2、ピンチ左右の小さい穴とロープのアイを並べて、カラビナを通します。

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3、ぐぐぐっとカラビナを回しこみます。ピンチのゴムが反転したりするので、適宜直してあげてください。これで完成です!

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ピンチのセット方法はこれでおしまい。真ん中の大きい穴をぶっさすのがポイントです。簡単でしょ。

もし大きい穴が通らないならこんな使い方もできます。これでもコーナートラップの役割は充分果たしてくれます。でも見た目はあんまり美しくないですね。

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こういった使い方をするならKONGのプラスチック製コーナートラップFASTのほうが私は好きです。そういうことで次回はKONGのFASTのセット方法をお伝えしまっす。

DMM「RPM SHACKLES」が欲しいなあ

どもどもホセです。最近ソルティライチにはまっています。あれ、おいしいですよね。ジャワティーとドデカミンも好きです。

DMM「RPM Shackes」って知ってます?

さて、ふらふらとネットを見てて気付いたんですが、DMMがフィドルブロック的なものを発売するみたいです。商品名は「RPM SHACKLES」。販促用のチラシもあります(こちら←注:pdf)。RPMは「Revolutionary Prusik Minding」の略だそうです。

形状はリンク先から見てもらう方が断然早いんですが、なんとか文章化してみます。アクシススイベルの片方が箱になっていてダブルプーリーがついています。そして箱にはフリクションコードのダブルアイを接続するバーがついています。箱はふたつあって、プ―リーにロープを通して倍力システムを組む訳ですな。うん、やっぱりうまく説明できないんで、お願いだからリンク先をちょっと見てみてください。

カートリッジ交換ができるぞ!男心をくすぐるぞ!

ざっくばらんに言うとRock ExoticaのAZTEKキットとだいたい同じに見えるんですが……さすがDMM、それだけでは終わりません。なんとカートリッジ交換ができるみたいです。なんかすごい。3種類あって、

  • シングルプーリー(16mm or 11mm×2 までのロープ径に対応)
  • ダブルプーリー(11mmまでのロープ径に対応。仕切り板あり)
  • リギングプレート(雪だるまっぽい形状)

これらを交換できるようです。六角レンチで真ん中の軸を抜いて交換するみたいですね。無駄に汎用性が高いです。一体どう使えばいいんだ?と悩むこの感じ、さすがDMM。私はダブルプーリーだけで充分です(笑)。

その他の特徴

その他の特徴は

  • ロープ末端接続用のバーがついているタイプ(SW220)とついていないタイプ(SW210)があります。ロープ用とウェビング用の2種類のバーが用意されているみたいです。
  • プルージックコードは6mmオーシャンベクトラン製ダブルアイコード。長さは65cmでRPM専用に作られたものみたいです。写真だとスワビッシュでヒッチしています。
  • シリウス10mmロープが付属するセット販売品のMBSは50kN、WLLは10kN。レスキュー用にも使えます。

動画見つけました

謎の動画もあったのでどうぞ。(動画をアップしてる「Tree Kit」 っていうお店、これも謎なんですよねえ。イギリスのお店でFreeWorkerと商品がほとんど同じです。関係性がよくわからない。ちなみに国際発送可能と書いてありました。いいかも!)

最後に

うーん欲しいです。造形的にインパクトブロック並みのカッコよさを感じます。あとは値段と重さと大きさですね。寸法の情報が見つからなかったのが残念ですが、上の動画を見る限り、ウルトラOを一回り大きくしたくらい?発売はここの情報によると2015年4月頃みたいです。いやー楽しみです。

フィドルブロックとかAZTEKを買おうかどうか迷ってるかた、もうちょっと待つのもありかもしれませんね。ではではまたー。

Teufelbergerのマルチスリング その後

こんにちは、ホセです。暑い日が続くようになってきましたが、皆さんいかがお過ごしでしょうか。私は毎日帰りのコンビニでガリガリ君を食べて暮らしています。あとビールの濃さがきつく感じる歳になってきました。第3のビールのほうが好きです(値段的な意味でも)。麦とホップさいこーや!

さて、以前の記事でトイフェルベルガーのマルチスリングをリングセーバー代わりに使ってもOK!という内容を書きました。あれ以来マルチスリング+リボルバーで楽しくクライミングしているんですが、少々書き足したほうがいいなあと感じた点がでてきましたので、それをお伝えします。

注意点その1 コーナートラップは重要!

とある現場にて、マルチスリングのリングセーバーをスローラインを使って地上から配置しました。スローラインとクライミングラインの接続部分がリボルバーを通過した辺りから、いつもとは違うフリクションを感じました。クライミングラインの動きが重い。おかしーなーと思いつつ仮荷重テストをしたところ何の問題もないものの、登ってみるとこれまた動きが重い。 そんなこんなでアンカーまで登って目視確認してびっくり。こんなことになってました。 P1080505_sP1080507_s なんとリボルバーが反転していました。そりゃ動きが悪いはずです。リングセーバーを地上からセットする時にどうやらおかしなことになったようです。

P1080576_s これはまずい!ということで家に帰ってからカラビナにコーナートラップを仕掛けました。使ったのはBEALのpinchピンチです。 注意したいのはリボルバーはナローバンドが非常に狭く、コーナートラップの種類によっては安全環のオートロック機能の邪魔をする(コーナートラップが邪魔して安全環がきっちり定位置まで戻れない)可能性があります。コーナートラップであれば何でもOKではありません。充分に吟味してください。今のところピンチは大丈夫です。

ピンチについてはまた後日記事を書きたいと考えています。ちょっと確認したところ、ツリーワーク系で売っているお店はHoneyBrothersSherrill TreeTreeStuffTreeToolsでした。

注意点その2 カラビナを使ったリングセーバーは難しいです

これは何もマルチスリング+リボルバーに限った話ではないんですが、カラビナを使ったリングセーバーはゲートと樹木が接触しないように細心の注意を払う必要があります。この写真は駄目な例です。P1080512_s 完全にゲートが木に当たっています。カラビナにとって安全環は最弱点のひとつです。安全環に強度は全くないと考えておいてください。また樹皮との接触で安全環が押しひねられて、(まるで手で操作したかのように)ゲートオープンしてしまう現象が確認されています。これもやばい状況を引き起こします。

カラビナタイプのリングセーバーは非常に難しいです。配慮すべきことが多くてめんどくさいです。もちろん素敵なメリットもあるんですが、やばいデメリットとのバランスを考えるべきだと思います。また現場によっては気兼ねなく使える場合もあるけど使えない場合もある道具です。こんな汎用性の劣る道具を使うべきかどうかを考えることも大事だと思います。最初に買うような道具ではないですし、初心者にはおすすめできません。

注意点その3 スローラインで引き上げる時のカラビナの向き

スローラインでセーバーを引き上げるときにカラビナの向きを間違えると、安全環の隙間にスローラインが挟まって上に動かなくなる場合があります。この時、降ろすことは可能です。引き上げているときになんかおかしいなーってなったら、一旦地面まで下げて確認することをお勧めします。ゲートを安全環がすっぽり覆っている側(ピンチの写真で写っているほう)を上に向けるのが正解です。

おまけ 34mmリングにぴったりのリトゥリーバルボールが偶然見つかりました

P1080520_sマルチスリングの小リングはDMMの26mmリングでして、タキオンのスプライスアイは通しにくいことを以前お伝えしたかと思います。そこで改善策としてRING LOOP」の長いほう(リング径34mm)をプルージックでセットし、小リングとして使っています。

問題になるのはリトゥリーバルボール。リボルバーを通過して34mmリングでとまるボールはないかと倉庫を捜したところ、軽トラのシートをとめるゴムコードに付いていたボールが何故かぴったりはまりました(笑)。 ただメーカーによってはすり抜けてしまうものもあります。

確実なものが見つかったらまたご紹介したいと思います。ではではまたー。

All Gear 「Neopro 7/16″」 11.5mmの16ストランドロープ

こんにちは、ホセです。いつものごとくぶらぶらとTree Stuffを見てまして、面白いロープを見つけました。All Gear 「Neopro 7/16″」 16-STRAND CLIMBING Rope です。レビューを見ると2009年のものがあるので、結構以前からあったんですね。何故気づかなかったんだろ?

メーカー公式ページ(こちら)を参考にスペックを紹介します。

  • ABS(平均的破断強度) 5800lbs
  • 重量 120フィート8lbs 150フィート10lbs
  • ロープ径 7/16インチ 11.5mm

私は今まで1/2インチ以外の16ストランドロープを知らなかったのでちょっとびっくりしました。すごく珍しいと思います。

欠点がちらほら

破断強度が5800lbsってのがちょっと引っかかりますね。アーボリスト用クライミングロープ最弱と名高いYaleのダブルブレイドロープ「Blaze」が5600lbsだから、それよりはちょっと強いけど、ワースト2位になるんじゃないでしょうか。(どちらもANSIの要求する強度には達しています。)

あと16ストランドロープって「太くて握りやすいからいい」って意見をよく聞くのに、なぜわざわざ細い径を買わないといけないんだ、っていうのが一般的な意見だと思いますし、私もそう思います。また細くなることで16ストランドロープの良さ(摩耗に強いとか)が減衰する点もなかなか辛いです。あとAll Gear社の噂を聞いたことがないです。どこまで信用していいのやらっていう気もあります。

利点もちらほら

しかしながらダブルブレイドにはない利点もあります。16ストランドだからナチュラルクロッチに使いやすいですし、内芯の状態をそこまで気にしなくていいのでロープコンディションを目視確認しやすいです(16 ストランドロープは外皮の状態がすごく大事なので)。

まとめ

この辺の特徴をきちんと理解できるなら購入の選択肢に入るかもしれないなあといった感じです。配色もかっこいいですしね。なんにせよエキスパート向けだと思います。値段の安さにつられて買うようなもんではないでしょう。

私なら普通に1/2インチの16ストランドロープを買うと思います。最近16ストランドロープの良さを再確認したんで結構欲しいんですよね。

APTA-85 (AIR POWERED TREE ACCESS) がかっこいい

アメリカが誇る超優良ツリーギアショップ「Tree Stuff」をご存じでしょうか。私はこのお店を去年から贔屓にしていまして、シェリルとウェススパーをほとんど使わなくなったくらいです。アメリカのお店のくせにヨーロッパ系メーカーの品揃えが良い上に入荷が早く、アメリカだからロープが安い。しかもここでしか売っていない不思議な商品が多くて、うろうろ見ているだけで面白いのです。あと注文した時についてくるステッカーが結構かっこいいのです!ついでに一緒についてくるアメリカのアーボリストカードみたいなのもプロ野球カードみたいで地味に面白いです。○esSpurの謎のカジノコインよりは気が効いていると思いますよ。あれって結局何だったんですか?

APTAがぶっ飛んでます

前置きが長くなってしまいました。ここからが本題です。そんなTree Stuffでまたしても珍妙な製品が新発売になりました。その名も「APTA(AIR POWERED TREE ACCESS)」。

要はビックショットみたいなもので、スローラインをぶっとばす為の道具なんですが、見た目はパイプそのものです。パイプの筒先からスローウェイトを(火縄銃みたいに)先込めして、お尻側に自転車の空気入れを挿してポンポンして、レバーを開くとバンと飛び出す仕掛け。身も蓋もない言い方をするとオトナの竹鉄砲です。詳しくは動画見たほうが早いと思います。

なんか酔いそうになるふわふわした動画ですけど、APTAの面白さは存分に理解できるかと思います。英語で何言ってるのかは私にもわかりません。

You Tobeの関連動画を見ると、2011年に原型はできていたみたいですね(こちら)。説明には制作と動画はBill Morgan と Nick Bonner の二人と書いてあります。NickさんのYoutube動画は面白いのが多いのでお勧めです。同じく関連動画にあるAPTA 64-Specialもかっこいい。名前からしていいですよね。スペシャルって言葉だけで男心を揺さぶります。

たぶんAPTAは日本の法律にも引っかからないんじゃないかと思うのですが、あまり詳しくないのでわかりません。私は今のところ本気で買う気はないので調べる気も起きません。調べる気になった方がいればその結果を教えてください。

Lucky Launcherもぶっとんでます

そういえばWesSpurでも新しいスローラインランチャーが登場しています。「Lucky Launcher II Line Launcher」と言いまして、もともとは狩猟犬のトレーニングのために玉をブッ飛ばすための道具みたいです(参考動画 1:40辺りが発射シーン)。

こちらは火薬を使っているので日本だとNGかもしれません。見た感じだと100m走のピストルと同じような音なので大丈夫かもしれませんが、WesSpurの説明には「あなたの国の法律に従ってください」的な注意書きが書いてあります。火薬の見た目は拳銃の弾丸そのものです。私は法律に詳しくなく、これまた買う気はないので本腰をあげて調べる気になれません。でもこれも面白いですね。一度ぶっぱなしてみたいです。

まとめ

ちなみに執筆現在、APTAは200ドル、Lucky Launcherはフルセットで500ドル。どちらも垂直方向で100フィート(約30m)の飛距離があると書いてあります。運用を考えるとAPTAの方が火薬などの補充を気にしなくて済むのでいいかもしれません。ビッグショットみたいにゴムが切れる心配がないというのも売りのひとつみたいです。

APTAと言い、Lucky Launcherと言い、こういうぶっ飛んだアイデアはアメリカ人がよく発明している気がします。ビッグショットもアメリカ発(Sherrill Treeが開発)です。さすが自由の国。

日本も負けじと世界中のアーボリストが面白がってくれるようなナイスアイデアを発信していきたいものですね。ではでは。

TEUFELBERGER「マルチスリング」にDMM「リボルバー ロックセーフ」を組み合わせるのはOKだそうです

こんにちは、ホセです。ずいぶん暖かくなりましたね。うちの裏庭の雑草も楽しそうに背伸びを始めました。草刈りしなきゃなーと思いつつ、のんびりポカポカ陽気を楽しんでいます。

ツリーケア・プロダクツテクニカルデモセミナーに参加してきましたよ

さて、今月の12(土)、13(日)の両日にわたって、京都府日吉町のスチールの森にて、KEM主催の「ツリーケア・プロダクツテクニカルデモセミナー」が行われていたのをご存じでしょうか?(ちなみに10日(木)に埼玉でも行われていました。)

講師はあの有名なTreemagineersの一員であるマーク・ブリッジ氏。超すごい。まさか日本でマークさんに会えるなんて!私が木登りを始めた頃には想像もしなかったです。いい時代になったものですね。

セミナーの内容も充実したものでして、とても勉強になりました。これさえ行っておけば初心者でもすぐ登れるよ!っていうような内容ではありませんが(参加者の実技はなし)、時間的な制約があるなかで、基礎的なことをしっかり伝えようとしておられたことが印象的です。あと教え方が丁寧で流石だなあと感じました。すごく律儀で紳士な方です。ファンになりました。5日間くらいのコースがあれば是非受講して、もっと密度の濃い議論などしてみたいです。

マルチスリングのリングセーバー化について質問してきました

で、せっかくマークさんに会えるので、以前から気になっていたことを質問してみました。それは「MULTSLINGRevolverのロックセーフをセットして、リングセーバーとして使っていいの?」ってことです。マークさんの返事はOK!でした。やったね。(と言うかトイフェルベルガーの製品紹介でもOKって書いてありますね。先ほど気づきました。)

とは言え、ここからは私の意見なんですが、大リング側にリングじゃなくてカラビナを使う以上、それ相応の注意を払う必要はあると思います。例えばカラビナが樹幹や枝に当たらないようにセットするとか。カラビナよりもリングのほうが様々なリスクが低いのは間違いないと思います。

でも大リング側をカラビナにすると、地上からリングセーバーをセットする時に便利なんですよね。わざわざスローラインの逆末端(投げていないほう)をリングに通す手間が省けるので。この利点が効いてくる状況はたまにあります。あと軽いのがいいんですよ。軽いは正義です。

この辺りの長所・短所をうまく計算して使っていこうと思います。条件付きの使用になるので、経験者向きの使用方法でしょう。

その他注意点

マルチスリングの小リングはDMMの26mmリングなんですが、アイ加工したクライミングロープだと指でねじ込む感じで通す必要があります。タキオン(11.5mm)だと手元で通すことはできますが、地上からのセットは失敗率が高いです(Blaze11mmだと地上からのセットもまだ可能でした)。同じくトイフェルベルガーの「RING LOOP」の長いほう(リング径34mm)をプルージックでマルチスリングにセットすると何とか使えるようになると思います(試していません)。この際、リトゥリーバルボールを大きいものに変える必要があるので注意してください。このボールがリボルバーを通過できるかどうか、ちょっと不安です。

もしくはアイを細くするかです。ロープ注文時にトイフェルベルガーのファクトリースプライスである「slaice」を選ぶといいかと。slaiceは本当にナイスアイデアでして、アイ部分はロープより多少太くなるくらいです。私も欲しくなりました。これならタキオンでも26mmリングに難なく通すことができるかと思います(試してません)。slaiceは注文するお店によっては選べない可能性もあるので、気をつけてくださいね。

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